top of page
IMG20210923114458_edited.jpg

洲本​域学連携研究所の理念

Mission

地域と学術の衰退を域学連携で救う!

 近年、少子高齢化に伴い、さまざまな問題が発生しています。地方では過疎化が進み、維持が困難な地域が増えています。対策としてさまざまな方策が検討されていますが、さらなる有効な解決策の開発が求められています。

 一方で、大学を取り巻く危機も深刻です。少子化により学生数が減少し、大学の経営は厳しい状況に直面しています。その結果、大学で働く研究者の環境も悪化しており、学生の教育環境にも影響を及ぼす可能性があります。アカデミアと大学の存続には、従来とは異なる新しい方向性が必要です。

 これら2つの問題を同時に解決する可能性があるのが「域学連携」です。大学は学術的な知見と学生という人的資源を地域に提供し、地域は研究素材としての課題を提供しながら、学生に教育機会を与えます。この相互作用によって、地方と大学の双方の問題が解決されるのです。

 「域学連携」は総務省を中心に全国で展開されており、私たちが拠点とする兵庫県洲本市は、その先進的な事例として注目されています。

 洲本市を含む全国の域学連携は一定の成果を上げてきましたが、これまでの取り組みに対する批判的な検証はまだ不十分です。「域学連携とは何か?」を問い、その成果を評価するとともに、より良い形を模索していかねばなりません。

 私たち、洲本域学連携研究所は、域学連携の研究と調査を通じて、その意義や手法を再検討し、得られた知見をもとに洲本市を中心に活動を推進しています。こうして、持続可能な地域づくりに貢献するとともに、アカデミアの新しい形を提唱することを目指しています。

Vision

域学連携を究め、創り、育て、広げる

 私たちは、地域と学術の衰退を域学連携で救うために、

 次の4つの方向性に基づいた事業を展開していきます。

1.域学連携を究める―研究・調査
 場所を問わず、すべての「域学連携」に関する学術的な調査・分析を実施。洲本市の取り組みを振り返り、現在進行中の事業についても多分野の知見を活用しながら検証し、研究成果としてまとめます。

2.域学連携を創る―イベント・プログラムの実施
 域学連携の新たな形を模索し、研究所も主体となってイベントやプログラムを企画・運営します。得られた知見を基に、アクション・リサーチを通じて新しい連携モデルを発見することを目指します。

​​

3.域学連携を育てる―拠点設備の運営
 活動の促進と新しいモデルの開発に資するため、研究拠点である「月光玩具店(旧タケダ玩具店)」の運営を行います。

​​

4.域学連携を広げる―視察受け入れ・メディア広報
 洲本市の取り組みと研究成果を国内外に発信し、日本にとどまらず世界の地域衰退やアカデミアの課題解決に貢献します

Value

アクション&リサーチ

私たちは以下の価値を体現します

  1. 世の中を疑い、真理を求める

  2. 実践と理論を反復横跳びする

  3. 感性の違いを尊重する

  4. ネットワークを作り、広げる

  5. できるやり方を考える

  6. とにかくアクションする

  7. ​常に探究者であり続ける

​後援団体・関連団体

プレゼンテーション1.png
cropped-logo.png
電通育英会.png
305462414_359962756345628_848455751861947279_n.jpg
dv0_zhS2_400x400.jpg

​NPOのメンバー(理事)

洲本域学連携研究所は様々なバックグラウンドを持ったメンバーによって運営されています。

bottom of page